赤ちゃん連れでも、こんなことできるよ! を
お届けする旅ブログ
今回は シリーズ「赤ちゃんと青森屋」⑬
青森屋が誇る温泉「浮湯」編
をお送りします
浮湯(うきゆ)
じゃわめぐ広場から入ることができるこちらの浮湯
というか、この写真お気に入り
赤と黒って重厚感がありますよね
入口付近にはアメニティーも用意されていて
部屋から持ってくる必要がありません
中に入るとこんなねぶたがお出迎え
女性ねぶた師が作ったねぶた
制作過程も公開されています
確かテレビで……
と思って調べたら、やっぱり情熱大陸で観たんですね!
あの人がつくったやつんなんだ
って勝手に友だちが作ったみたいな親近感を覚えてしまいました
ねぶたって迫力があるものが多いですが
もちろん迫力はあるけれども、
とにかく気持ちよさそうな表情がめっちゃいい!
こんな強面の人もこんな優しい表情になれる温泉なの?
って期待が高まります
そして、これを作られた北村さん。
伝統あるねぶたの世界
力仕事が必要なねぶた制作で、
父親から
「女にはねぶたは作れない」
と言われていたそうです。
それでも、自分が好きなものや、得意なものを仕事にしたいと
父に弟子入りして
チャレンジするという話を聞いてただただすごい!
と思います。
きっと男ばかりの中に飛び込んで相当な苦悩があったと思いますが
女性初のねぶた師として活躍されていること、尊敬します!
で、その北村さんにお願いして作ってもらってるっていうのが
また、青森屋さんのセンスですよね
あの、やっぱり好きです!
しばらくお風呂に行くのを忘れて、見入ってしまいました
ここから中の撮影ができないので写真はないのが残念ですが
男湯に入っていくと
何がいいかって……
とにかく香りが素晴らしい
温泉の!
ではなくて
ヒバ!
すべて青森特産のヒバの木が使われています。
教室4個分くらいありそうな広い浴場
壁をゆっくり左から右へ見渡し
その流れで上に視線を送って左に戻る
内湯で壁と天井に目を奪われるなんて初めての経験
壁から解放感のある高い天井にいたるまで
びっしりときれいに並んだヒバ
とにかくヒバ!
温泉の熱気と一緒に鼻へ入ってくるヒバの香りは
フロントにおいてあった乾いたヒバから香るものとはまたちょっとちがって
どこかやさしく感じる
天井や壁に浴室を照らす照明は一つもない。
すべてがヒバを照らすための照明
そのヒバに映った温かいオレンジ色の光でやさしく浴室を包んでくれます
体を洗って大きな湯舟に入ります。
もちろん浴槽も手すりもヒバづくり!
温泉はつるっとした感じが肌に喜びを与えてくれる
さらに一歩奥へと足を進めると
足の裏がヌルッ
温泉と融合したヒバが泉質をよりリアルに感じさせてくれるんですね
温泉の素晴らしさをさらに浴槽の中のヒバがさらに盛り立てているよう。
こんな、温泉にずっとつけておいてヒバは悪くならないのかな?
と思ってあとからスタッフの方に聞いたら
お湯につけておくほうが悪くなりにくいんです。
だそう。
でも、定期的にちょっとずつ壁や天井などヒバは張り替えているとも。
だから、あんなにヒバの香りを感じられたのね。
そして、あんなにきれいだったんだ
湯舟につかりながらもう一度天井を見つめて
一人「ああ気持ちいい」
とつぶやいた時、僕ってヒバだったんじゃないかって思うくらい
ヒバと一体化!
そして、ヒバとなった僕は大きな地窓に目をやりました。
すると、露天風呂が!
「浮湯」の名にふさわしいその姿
暗い夜にほのかにライトアップされている池の中心に浮かぶ温泉
大感動の露天風呂については次回のブログで!
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